今、このレシピ vol.
02
米粉のフェットチーネ 和風きのこソース
今回は米粉パスタのご紹介です。
近頃非常に流行してきた米粉入り生パスタ。
生パスタが厨房に並びだしたのは今から20年ほど前でしたが、その独特の食感は乾麺のアルデンテとは異なるため、その頃は売れ行きもパッとしませんでした。
近頃では環境問題への取り組みから「地産地消」という名のもと、米粉を使うことが奨励された結果もあり、また、もちもち感に好感を持つ世代が新たに増えたことも手伝って、米粉入り生パスタが売れるようになってきました。
ゆで時間に10分前後を要する乾麺に対して、生パスタは2~3分。作業効率もよく、独特の食感はクセになります。特に冷製パスタにはもってこいの味。
生製麺に対応する工場の規模があまり大きくないため、PB商品にすることも少ないロットから対応でき、トマトのパウダーを入れて赤くしたり、あるいはトリュフのもちもちパスタなど、オリジナリティも楽しめます。
新しい味への幕開きは、米がキーワードです。
◎材 料
<4人分>
米粉のフェットチーネ | 200g |
---|---|
たまねぎ | 80g |
しいたけ | 80g |
えのきだけ | 100g |
しめじ | 100g |
かぼちゃ(冷凍で良い) | 80g |
にんにく | 1片 |
おろししょうが | 少々 |
醤油 | 大さじ2 |
砂糖 | 小さじ1 |
昆布茶 | 少々 |
塩・コショウ | 適量 |
柚子の皮 | 少々 |
オリーブオイル | 大さじ4 |
◎作り方
- たまねぎとしいたけ、にんにくは薄切りに、しめじは石づきをとってほぐす。えのきだけは石づきをとって2㎝長さに、かぼちゃは小さな一口大に切る。
- 鍋にたっぷりの水を入れ、塩を多めにくわえ沸騰したらフェットチーネを少し芯が残る程度にゆでる。
- フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、香りがでたらたまねぎ、きのこ類、かぼちゃを入れて炒める。
- 醤油、砂糖、昆布茶、しょうがを入れて味付けをし、茹で汁大さじ2程度も加える。
- フェットチーネを4に加え、水分が足りないようであれば茹で汁も一緒に加え、塩・コショウで味を調える。
- お皿に盛り、小さく切った柚子の皮を散らして出来上がり。
市販のパスタソースを使っても簡単に出来ます。
きのこ類はお好みでたっぷり入れても。